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【vol.14 PICK UP BOOTH】
「デデデデデンサン」またまた来ました(通算4度目)
伝統的工芸品にナナメから光を当てて、今の暮らしでも使えるアイテムとして見立てるプロジェクト「デデデデデンサン」。
9月に開催されたPASS THE BATON MARKET vol.13にも登場しましたが、vol.14にもまたまた登場します!
伝統的工芸品のもつ「伝統」には敬意を払いつつも、ポップでキャッチーな見立てによって
普段の暮らしの中で使いたくなるような、一風変わった工芸品たちを紹介します。
うるしに、和紙に、こけしまで
Vol.14では、新たに8つの伝統的工芸品の事業者が出展します。
①京友禅 / 日根野勝治郎商店
当社は京友禅の世界で、反物の柄を決めて染屋さんにオーダーする「悉皆業」と呼ばれる役割を担ってきました。
近年ではオリジナル製品も作っていますが、イチオシは着物を染める工程で余分に染色した生地を使ったバッグです。ちょっとしたお出かけに京友禅を使っていただきたいと思って作りました。どうぞご覧ください。
②阿波和紙 / アワガミファクトリー
徳島で阿波和紙を作っているアワガミファクトリーです。
今回は藍染の和紙や小物を出品します。注目は独自開発の耐久性が非常に高い和紙を使い、藍染で仕上げた和紙のスリーブケースです。実はこの商品、PASS THE BATON MARKETへの出品を目指して完成した、できたてほやほやの新商品です。是非、手にとってご覧ください。
③紀州漆器 / 漆屋はやし
和歌山で漆器を作っている漆屋はやしです。
祖父の代から紀州漆器に携わり、主に蒔絵と塗りの工程を家業にしてきました。しかし最近、木地職人さんが減ってきたため、木地も自分で作らねばと考え、ひょうたんやみかんの皮を木地にした器を作り始めました。うちではひょうたんを漆で仕上げたビアカップを使ってます。軽くておすすめですよ。
④宮城伝統こけし / 桜井こけし
宮城県の鳴子温泉で、江戸時代から続く、桜井こけしです。
作る人によって表現が異なるのがこけしの魅力。なのですが、今回出品するのはあえて描彩せず、木目をそのまま現した「kijiシリーズ」。木肌つやつや、素材が引き立つこけしです。もちろん、伝統こけしもご用意します。是非、ご覧ください。
⑤近江上布 / 滋賀県麻織物工業協同組合
滋賀県の伝統的工芸品、近江上布の技術継承やPRのお手伝いをしている麻織物工業協同組合です。
麻の魅力は、さまざまな種類があって、織り方や着方で全然違った印象になるところです。私のおすすめはマルチクロス。軽くて、通気性もよくてインテリアとしても活躍してくれます。麻の良さは触って初めて分かるもの。是非、触ってみてください。
⑥箱根寄木細工 / 露木木工所
小田原で寄木細工を作っている露木木工所です。
寄木細工の魅力は、なんといっても素材美と表現の自由度の高さです。会場にお持ちするのはボックスやトレーたち。弊社オリジナルのひまわり畑をモチーフにしたモザイクのような柄のボックスをご用意します。ほかに寄せた木を斜めに削ってシマ模様を現したカップやボウルも出品。寄木のさまざまな表現をご覧ください。
⑦伊万里・有田焼 / 副久製陶所
佐賀で3代にわたって焼きものに携わる副久製陶所です。
当社では創業当初から呉須と呼ばれる青い顔料を使った商品を多く作ってきました。近年、その技術を生かして、濃さをコントロールして5種の青を表現したシリーズを開発しました。一口に青と言っても表現はいろいろです。うちではお皿も湯呑も呉須で揃えてます。合わせやすくて便利ですよ。
⑧岡崎石工品 / 岡崎石工団地協同組合
愛知県の岡崎で石工品づくりに携わっている岡崎石工団地協同組合です。
岡崎はこれまで、石灯籠や墓石などの石工品を作ってきましたが、最近では石の端材を使ったインテリアアイテムや、オブジェなどもも作っています。会場にはブックエンドや照明なども並びます。石なので少し重いですが、手にとってみてください!
本特集は2023年12月9日、10日に開催される
「PASS THE BATON MARKET vol.14」で実施を予定しています。
開催概要は下記よりご覧ください。