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バトンのヨコクがお届けする「PASS THE BATON CONFERENCE 2023」
2023年9月22日(金)、23日(土)の2日間、バトンのヨコク(※)がお届けする「PASS THE BATON CONFERENCE 2023(パスザバトンカンファレンス 2023)」を、コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」にて初開催いたします。
※バトンのヨコクとは、地域課題の創造的解決を目指してPASS THE BATONとコクヨがアライアンスを締結して発足したユニット(https://yokoku.pass-the-baton.com/)です。
本カンファレンスでは、「地域とモノづくりのサーキュレーションを考える」をテーマに、行政、企業・団体、そこで暮らす生活者・・・それぞれの立場や役割において持ち合わせているアセットやリソース、得意なことを存分に生かしながら、地域課題を創造的に解決している先進的な取り組み事例を深堀りし、そのエッセンスを共有することで、さまざまな地域で課題と向き合い取り組もうとしている方々へのヒントになればと考えています。
PASS THE BATON CONFERENCE 2023 開催概要
テーマ:地域とモノづくりのサーキュレーションを考える
日時:2023年9月22日(金)、23日(土)各日13:00~17:30(開場・受付開始12:30 / 途中入退出可能)
※9月22日(金)は、会場となるコクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」のオフィス見学ツアー(10:30~11:30)も別途実施します。
※9月23日(土)は、同会場にて「PASS THE BATON MARKET」(11:00~19:00)を同時開催します。
会場:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」
参加費:無料
※9月23日(土)のセッションにご参加の場合は、同会場にて開催中のPASS THE BATON MARKETへの入場料¥300が別途かかります。
※9月22日(金)の「THE CAMPUS」オフィス見学ツアー(定員30名)のお申込みも以下リンク先よりお願いします。
定員:150名
主催:PASS THE BATON(株式会社スマイルズ)
共催:コクヨ株式会社(バトンのヨコク事務局)
【DAY1】
9.22(fri) 13:00~17:15
1日目のセッションでは、主に“地域活性”にフィーチャーします。この春「神山まるごと高専」を開校させ注目が高まる徳島県神山町や、本質的な公民連携・市民参加により駅前広場の再開発を実現させた愛知県豊田市、また宇宙産業による地方創生を目指す北海道大樹町など、地域の産業活性、文化醸成、事業創出の先進的な取り組みをご紹介。取り組みのプロセスにおける課題やそれをどう乗り越えたか、また今後の展望などを伺います。
【DAY2】
9.23(sat) 13:00~17:15
2日目のセッションでは、“ものづくり”を起点にした街づくりやサーキュラーなビジネス、そして事業継承についても触れていきます。全国に先駆けてクラフトツーリズムを実施し、地域に根付くモノづくりを通じてその地域や文化への関心の入口を広げている富山県高岡市の鋳物メーカー「能作」、本質的にサーキュラーなモノづくりと向き合う山形県のニットブランド「米富繊維」、グローバルブランドだからこそ各国の叡智を結集しサスティナブルなモノづくりを実直に行っているシューズブランド「CAMPER」など、さまざまなモノづくり企業にご登壇いただき、それぞれのモノづくりの背景にある価値観や地域との向き合い方など伺っていきます。
全6セッションのタイムスケジュールとコンテンツ
初開催となる今回のカンファレンスは2日間で全6セッション。
地域や企業がもつユニークネスを価値に変え、想いのバトンをつないで仲間とともに未来へ
と紡ぐさまざまなプレイヤーたちにご登壇いただきます。
※セッション内容は予告なく変更になる可能性があります
カンファレンスのお申込みはこちら(Peatix)
SPEAKER PROFILE
作田 祥介
認定特定非営利活動団体グリーンバレー事務局長・理事
兵庫県尼崎市生まれ。大学·大学院で政策·地域·場所性に関心を持つ。出版社を経て、書店で本を介した学び場づくりに携わる。2017年徳島県神山町へ。18年-20年度一般社団法人神山つなぐ公社理事。23年より認定特定非営利活動法人グリーンバレー事務局長。他に、岩手県住田町の地域プロジェクトへの関与や東京の書店で開かれるPRパーソン養成ゼミの運営も担当。
井上 達哉
VUILD株式会社 COO/ちょうどいい材木ラジオパーソナリティ
大学時代にインドネシアで熱帯雨林再生の植樹研究に従事。2009年に岡山県西粟倉村へ移住し、地域循環型サプライチェーンの構築や間伐材商品の製造小売りを手掛ける(株)西粟倉・森の学校の代表を経て、2017年からクリエイティブカンパニーのVUILD㈱ COO。「正しいより楽しい」をモットーに、ライフワークとしてマイクロ六次産業化するオルタナティブ林業の在り方を提唱し、タンコロ運動、山主を面白がる会、ちょうどいい材木ラジオ等、小さな林業と暮らしを横断するプロジェクトを行っている。
井田 幸男
コクヨ株式会社CSV本部サステナビリティ推進室 理事
1988年入社。人事、提案営業、マーケティング、全社構造改革の業務を経て、2021年より現職、室長に就任。 長期ビジョン『be Unique.』の実現に向け、サステナブル経営と新たな組織能力の推進に取り組み中、神山まるごと高専様との協働活動も担当。また、ライフキャリア実現に向けて副業で地域での活動(奈良での地域活性とウエルビィーング、長野での多様性とインクルーシブデザイン)を実践中。 仕事に向き合うコンセプトは「WORK HAPPY」。
飯石 藍
公共R不動産メディア事業部マネージャー/株式会社nest取締役
公共空間にまつわる実践型メディア「公共R不動産」にて、公共空間活用のリサーチ&情報発信、発注のプロセスデザイン、「公共空間逆プロポーザル」など、公共空間のクリエイティブな活用に向けた様々な事業を企画推進。また、豊島区の南池袋公園・グリーン大通りを中心とした社会実装プログラム「IKEBUKURO LIVING LOOP」にて、社会実験をハード整備や都市政策につなげ、公共性・寛容性あふれるパブリックスペースを生み出すべく地元企業と協業して推進中。
中神 美佳
SPACE COTAN株式会社 取締役兼CMO
1986年北海道大樹町生まれ。2009年に日産自動車株式会社に入社。主にマーケティング・調査分析を行う。株式会社スマイルズのクリエイティブチームにて広報やプロジェクトマネージャーを経験。2021年から、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート」の事業推進会社SPACE COTAN株式会社の現職に就任し、マーケティング・PR・宇宙のまちづくりに関する事業を担当。
野崎 亙
株式会社スマイルズ 取締役社長 兼 CCO
1976年大阪生まれ。京都大学工学部卒。東京大学大学院卒。2003年、株式会社イデー入社。新店舗の立上げから新規事業の企画を経験。2006年、株式会社アクシス入社。デザインコンサルティングという手法で大手メーカー企業などのビジネスプロデュースや経営コンサルティングに従事。2011年、スマイルズ入社。自社事業のブランディングやクリエイティブの統括に加え、入場料のある本屋「文喫」や東京ミッドタウン八重洲内「ヤエパブ」など、外部案件の新規事業開発やコンサルティング、プロデュースを手掛ける。
園田 聡
有限会社ハートビートプラン 代表取締役(共同)認定特定NPO法人 日本都市計画家協会 理事 他
1984年埼玉県所沢市生まれ。2009年工学院大学大学院修士課程修了。商業系企画・デザイン会社勤務を経て、2015年同大学院博士課程修了。博士(工学)。2016年より有限会社ハートビートプラン。専門は都市デザイン、プレイスメイキング。現在は、大阪・東京を拠点に全国各地でプレイスメイキングの理念・手法を用いた実践・研究に取り組んでいる。著書に「プレイスメイキング~アクティビティ・ファーストの都市デザイン~」(学芸出版社)。
白石 将
株式会社ジンズ 地域共生事業部 部長
ジンズ入社18年、店舗勤務から始まりジャンルを超えて様々な事業立ち上げ業務に従事。現在、地域と企業の新たな関係性を構築するため、既存事業・新規事業・イベントを掛け合わせながら、新たな地域との共生方法を模索している。 現担当事業は、ベーカリー、コーヒーショップ、移動販売車、特例子会社(障がい者雇用)で農事業をやっており、それに合わせて地域とのイベント企画などを行なっている。
蓑毛 萌奈美
株式会社スマイルズ 広報
大学卒業後、PR会社へ入社。ベンチャーから大手企業まで、さまざまな業種のクライアントのPRに携わる。その後インテリアデザイン事務所に入社し、秘書兼広報業務を担当。2013年、フリーランスのPRディレクターとして独立。2015年、株式会社スマイルズ入社。各事業ブランドのPRからコーポレートPR、およびクライアントのPR等を担当。
能作 千春
株式会社能作 代表取締役社長
1986年、富山県生まれ。神戸学院大学卒業。2008年に神戸市内のアパレル関連会社で通販誌の編集に携わる。2011年、家業である株式会社能作に入社。現場の知識を身に付けるとともに受注業務にあたる。製造部物流課長などを経て、2016 年、取締役に就任。新社屋移転を機に産業観光部長として新規事業を立ち上げる。2018年、専務取締役に就任。能作の 顔 として会社の PR 活動に取り組む。2019年、「錫婚式」ブライダル事業を立ち上げる。2023年、株式会社能作 代表取締役社長に就任。
下園 正博
株式会社下園薩男商店 代表取締役社長 三代目下園薩男
創業昭和14年、水産加工会社の三代目。東京でIT会社、水産商社で勤務後、2010年に帰郷。2013年に丸干しのオイル漬け「旅する丸干し」を販売開始し天皇杯受賞。企業理念「今あるコトに一手間加え、それを誇り楽しみ人生を豊かにする」の元に様々な事業を展開。メイン事業として水産加工品の製造や水産原料の海外輸出をしながら、地域の特徴を活かした「イワシビル」、「山猫瓶詰研究所」というショップ・カフェ・宿泊施設を運営。
富永 潤二
株式会社うなぎの寝床
大学卒業後は飲食業界に飛び込む。うなぎの寝床には立ち上げ初期の頃から関わりつつも北中南米やヨーロッパを中心に様々な国や地域、町、人を訪ね歩く。帰国後、うなぎの寝床の活動に正式参加。主に自社商品のイベント企画、販売、開発、新規販路開拓等を担う。地域に拠点を置き、地域・産地の方とものづくりに取り組みながら、地域文化商社としての役割や可能性を模索し、思考し、活動を続けている。
小穴 啓介
株式会社スマイルズ
大学卒業後、2016年にエイ出版社に入社。広告営業を担当したのち、2018年に媒体として独立をしたディスカバー・ジャパン社に転籍。雑誌Discover Japanのプランナーとして、記事・映像・イベントなど多種の広告やコンテンツをプロデュース。また在籍中には、全国各地の地域創生や地域ブランディング事業に携わる。2022年スマイルズに入社。江戸東京きらりプロジェクトの「TEWSEN」ブランドの立ち上げや伝統的工芸品産業振興協会との「デデデデデンサン」プロジェクトなどを担当する。
大江 健
米富繊維株式会社 代表取締役社長
日本有数のニット産地、山形で高校時代までを過ごす。卒業後、専門学校にてマーケティング、デザイン、ファブリックを学ぶ。その後、セレクトショップのスタッフを経て、2007年、国内有名ブランドとのOEM事業も数多く手掛ける家業の老舗ニットメーカー米富繊維株式会社に入社し、ニットテキスタイルの企画開発に携わる。長い歴史の中で独自に開発されたヴィンテージテキスタイルの数々に着目、ニットツウィードという素材の持つ無限の可能性を追求し、表現をすべく2010年に自社ブランド COOHEM(コーヘン) を立ち上げる。2016年には、TOKYO FASHION AWARD を受賞。2020年に自社ブランドTHISISASWEATER.(ディスイズアセーター)、Yonetomi(ヨネトミ)を立ち上げ、2022年に山形県山辺町の米富繊維㈱ 本社工場内に初の直営店Yonetomi STORE(ヨネトミストア)をオープンする。2015年以降、米富繊維の代表として国内外に日本のファクトリーブランドの進化を発信している。
坂下 修
株式会社カンペールジャパン 代表取締役社長
兵庫県明石市出身。1997年 (株)サザビー(現 (株)サザビーリーグ)入社後、販売員としてキャリアをスタート。服飾雑貨ブランド及びアパレルブランドでMD、商品企画、生産管理、営業などを経験したのち、2005年 (株)ピナ(現 (株)カンペールジャパン)の立ち上げメンバーとしてカンペール事業に参画。商品部部長、執行役員、取締役副社長を経て、2022年10月より現職である(株)カンペールジャパン代表取締役社長として経営全般に携わる。
横手 綾美
コクヨ株式会社 CSV本部サステナビリティ推進室 循環社会TFリーダー
2004年コクヨ入社。 ワークスタイルコンサルタント、ワークプレイス設計者としてオフィス構築案件を多数担当後、オフィスづくりを新しい体験として提供する「DAYS OFFICE Planning App.」を企画開発。副業として、地域の資源や文化を探索しこれからの循環を考える、環境省主催の実践型研修プログラム「migakiba」の立ち上げに参画。2021年より現職。サステナビリティを実現していく為のプロジェクトを推進する。
川東 宗時
株式会社川東履物商店 代表取締役 HEPディレクター
京都府の大学を卒業後、繊維商社で4年間勤務。のちマレーシアの企業への転職を経て2017年に奈良県へ帰郷した。現在は川東履物商店の4代目として家業を手伝う。
2020年に主力商品のヘップサンダルを現代的にアップデートした履物ブランド「HEP」を立ち上げた。
まなみ
どらやき㊉みならい
「絶対にこの味を後世に残す!」という強い情熱を持ち、10年続けていた看護師というキャリアを捨てました。そして、60年間九州で愛された師匠の「最初で最後の弟子」となり、“どらやき㊉みならい まなみ”としての人生を選びました。師匠の味を受け継いだ、たった一人の”みならい”として師匠の味と情熱のバトンをつなげていきます。みならいまなみの「人生を変え」「人生を懸けた」”みならいどらやき”ぜひご堪能ください。
堀場 英史
芦刃物製作所
愛知県生まれ。大工であった祖父の影響で幼い頃からものづくりに興味を持つ。就職活動中に刃物職人という職業と運命的な出会いをする。大学卒業後、大阪府堺市の芦刃物製作所に就職。現在は刃物職人として包丁の製造をするかたわら、オリジナルデザインのナイフや木彫刻、郷土玩具の制作もおこなっている。日々、”つくること”に対して興味を惹かれ続けている。
三浦 洋介
コクヨ株式会社経営企画本部 イノベーションセンター長
独立系SIerでシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。2007年にコクヨのR&D部門に入社し、コクヨ発のクラウド事業責任者として事業を牽引。2019年から長期ビジョンの策定を担当し、2021年に新設されたイノベーションセンターにて新規事業を担当。一方、プライベートでは日本文化芸能の一つである詩吟に取り組む。日々、マイナーな伝統芸能の存続の危機を肌身で感じながら、我が子への継承を試みている。